2012年3月アーカイブ

食品ではありませんが、焼き鳥のくしなどを、犬が拾い食いすることがあります。

犬が焼き鳥のくしを食べると聞くと、驚く人もいるかもしれません。

くしには焼き鳥のおいしそうなにおいがついているので、犬はそれを食べてしまうのです。

くしは、便といっしょに排泄されず、手術をして取り出さなければならなくなってしまいます。

くしなどを捨てるときは注意が必要です。

焼き烏のくしなどの細い棒を捨てるときは、捨てる場所にくれぐれも注意する。

高橋ナツコ(ペットシッター)
乾燥タイプ・缶詰ともさまざまな種類が。

子犬用、成犬用、小型犬用、妊娠期の犬用、体臭を防ぐものなど、犬の健康状態を見ながら選ぶ。

ドッグフードのほかには、ゆで卵を1週間に1回与えるようにします。

そのほか、幼い犬に牛の骨を与えると、成長に役立ちます。

成長した犬にはたびたび与える必要はありませんが、ときどき与えると、歯石がつかなくなります。

高橋ナツコ(ペットシッター)

犬の食事(高橋ナツコ)

犬の食事には、飼い主が手間をかけて、手作りの食事を与えてもよいのですが、市販されているドッグフードを与えるほうが手軽で便利です。

国内製と外国製、乾燥したものと生の肉を缶詰にしたものなど、どれにしようか迷うほど、多くの種類のドッグフードが各社から販売されています。

これらのフードは、それぞれの製造各社が独自の研究を重ねて作ったものですから、栄養価がバランスよく配合されています。

しかし、それでも優劣があるようです。

数多くのフードの中からよいものを選ぶには、すでに犬を飼っている信頼できる人や、獣医師がすすめるフードを与えて、長い時間かけて愛犬の健康状態を観察します。

健康状態がよいことがわかったら、そのフードを与えるように決めればよいでしょう。

高橋ナツコ(ペットシッター)

どんな食事を与えたらよいのか、また食事の量や回数について述べます。

さらに、食事の入った食器を目の前にすると、大騒ぎしてしまうような行儀の悪い犬にしないために、食事のときのしつけについて説明します。

高橋ナツコ(ペットシッター)
排泄をすませてから散歩に出かけても、途中でワン(尿)をしたときはしかたがないとしても、ツウ(便)をしたときは、常識としてきちんと片づけるようにしましょう。

ツウ(便)をしっかりつかんで、ビニール袋をひっくり返す。

犬を連れて、小さなシャベルとちり取りを持って歩いている人をときどき見かけますが、シャベルやちり取りはおおげさでしょう。

ビニール袋を用意して右手にかぶせ、ツウ(便)をしっかりつかんで袋をひっくり返します。

そうすると、手はまったく汚さずに、ツウ(便)をビニール袋の中に入れることができます。

それを、紙袋に入れて持ち帰り、家で処理すればよいのです。

このように、犬を連れていると袋をポケットに入れて出かければ、どんなところでツウ(便)をしても慌てることがありませんし、スコップやシャベルを持って歩くよりも、見た目にもスマートではないでしょうか。

高橋ナツコ(ペットシッター)

マッチ(高橋ナツコ)

マッチ棒の薬品のついた丸いほうをつばでぬらし、3分の2ぐらいの長さまで、犬の肛門に静かに挿入します。

そのままの状態でマッチ棒をまわすと、すぐに排泄します。

「マッチ棒を犬の肛門に入れるなんて、犬がかわいそうだ」と思う人がいるかもしれません。

はじめてマッチ棒を肛門に入れるときは、犬はびっくりするかもしれませんが、2回目以降は慣れますから、何の問題もありません。

外で排便をさせて、そのままにしておくことがないように、散歩の途中で便を始末するのがいやだという人は、必ず排便をさせてから散歩に出かけるようにしましょう。

高橋ナツコ(ペットシッター)
マッチ棒をつばでぬらす。

3分の2ぐらいを静かに肛門に挿入する。

マッチ棒をまわすと、すぐに排泄する。

高橋ナツコ(ペットシッター)
「ワン・ツウ」の声符を犬が確実に覚えていれば、散歩に出かける前に、排尿・排便をすませておくことができます。

散歩の前にトイレの場所へ犬を連れて行き、「ワン・ツウ」の声符を言いながら、ひもを使ってあなたのまわりを円を描くように歩かせます。

犬は散歩に出かけることに気がつくと、歩かせようとしても素直に歩かずに、早く散歩に行きたがって落ち着いて排泄をしないものです。

あなたは、犬に排泄させる時間を十分にとり、自分は落ち着いているように心がけます。

ときには犬をしかって、あなた自身がゆったりした気持ちになって声符を使いながら犬を歩かせます。

「時間から考えて、確かに排泄するころだ」と思うときは、排泄をすますまで「ワン・ツウ」と言いながら、あなたのまわりをぐるぐると歩かせます。

高橋ナツコ(ペットシッター)
市販の犬用トイレや場所を決めて置く。

静かで、人目につかない場所を選んで置く

プラスチックやステンレス製の箱に、新聞紙を何枚か重ねて敷いたものをトイレとして使ってもよい。

高橋ナツコ(ペットシッター)
風呂場を利用する方法があります。

慣れないと、風呂場のように狭い所では、犬はなかなか排泄をしないものです。

慣らすためには、ほかの場所では排泄をさせず、必ず風呂場でさせるようにします。

2、3度すれば、あとは容易にするようになります。

排泄がすんだあとは、そのたびにていねいに流すようにします。

薄いクレゾール液を流せば、ベランダのある建物なら、そこをトイレに使うのもよいでしょう。

この場合も、ほかの場所では排泄をさせず、ベランダですることに慣らすよう風呂場やベランダで排泄をするように教えるときも、はじめから排泄の声符「ワン・ツウ」を使うようにします

高橋ナツコ(ペットシッター)
風呂場を利用する。

便を取り除いてから流す。

排泄のあとは消毒をすると衛生的です。

高橋ナツコ(ペットシッター)

苦労する(高橋ナツコ)

トイレのしつけをするためには、自分の愛犬がいつごろ排便をするのかを知っておかなくてはなりません。

犬によって違いはありますが、普通は食事のあと、少し時間がたつと便意をもよおします。

犬をよく観察していると、便意をもよおすと落ち着きがなくなってソワソワしたり、あたりをかぎまわったりします。

そのような態度が見えはじめたら、トイレと決めた場所へ連れて行って排泄をさせるようにします。

このとき、声符「ワン・ツウ」を言いながら、ひもを使って、犬があなたのまわりを円を描くように歩くようにします。

犬は、静かにしているよりも動くことで、便意が高まるのです。

声符「ワン・ツウ」の「ワン」は、「ナンバー1」の略で、尿を意味します。

「ツウ」は「ナンバー2」のことで、便を意味します。

といっても、犬は「ワン」と言われたから排尿を、「ツウ」と言われたから排便をするわけではありません。

ただ、「ワン・ツウ」は「トイレをすませなさい」という意味の声符であることを、犬に理解させるのです。

排尿・排便のたびにこの声符を言って理解させ、すんだら「上手にできたのでうれしい」という気持ちを伝えるために「ワンツウ、ワンツウ」と言いながら愛撫します。

このようにして、排泄のための声符をしっかりと教えましょう。

高橋ナツコ(ペットシッター)
落ち着きがなくなってソワソワしたり、においをかぎまわったりしたら、トイレへ連れて行って排泄させる。

高橋ナツコ(ペットシッター)

トイレのしつけ(高橋ナツコ)

簡単に覚えてしまう犬と、毎日苦労しながら教えても、なかなか覚えない犬がいます。

一般的には、和犬(柴犬、秋田犬など日本が原産の犬種)のほうが洋犬(和犬以外の犬種)よりも、トイレのしつけは容易にできるようです。

犬の年齢がまだ若いときに、トイレのしつけをはじめても、犬は理解できないことが多いものです。

高橋ナツコ(ペットシッター)
排尿・排便を室内でさせるようにすると、においの問題がありますから、戸外でさせるのがもっともよいでしょう。

排尿・排便の場所(トイレ)は、2メートル四方をセメントでかためた土間に、水を流せる蛇口の設備を設けておくのが理想的です。

こうすれば、排尿・排便のあと、すぐに洗い流せるので衛生的です。

水道の蛇口がつけられないときは、水をくんできて、犬が排泄をしたら流すようにすればよいでしょう。

高橋ナツコ(ペットシッター)

犬を飼うことが決まると、首輪、ひも、犬舎、食器などを買いそろえておく人はいますが、トイレの場所をどこにするかを決めておく人は少ないようです。

犬が来てから慌てないように、前もってトイレの場所を決めて、排泄のしつけをしましょう。

高橋ナツコ(ペットシッター)
「ハウス(HOUSE)」で座布団の上に行くようになったら、声符「フセ」で座布団の上に伏せさせ、「ハウス、ハウス」と愛撫します。

こうして教えていると、犬は「ハウス(HOUSE)」は座布団の上に行って伏せることだと覚えます。

座布団の上に伏せていたのに勝手に立ち上がったときは、「ハウス(HOUSE)」と言って、立ち上がってはいけないことを厳しく教えます。

座布団の位置を変えて同じように教えておくと、来客があったときなどに声符「ハウス(HOUSE)」で静かに待っていることができるようになるので、たいへん便利です。

ひとつのことを覚えたら、それを応用して活用するようにします。

そうすることで愛犬は落ち着いた、思慮深い犬に成長します。

高橋ナツコ(ペットシッター)
犬舎の近くで「ハウス(HOUSE)」と言われて、きちんと犬舎に入るようになったら、犬舎から5メートルぐらい離れた場所からでも「ハウス(HOUSE)」の声符だけで素直に入るように練習します。

それも上手にできるようになったら、部屋の中で、犬が普段いる場所に座布団やカーペットのようなものを置いて、それをハウスに見立てて「ハウス(HOUSE)」の練習をします。

座布団から離れたところで「ハウス(HOUSE)」と言って、座布団の上まで犬を連れて行って愛撫します。

「ハウス(HOUSE)」の声符で犬舎に入ることを覚えているので、座布団で練習したときもすぐに覚えるでしょう。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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