2012年12月アーカイブ

小型犬では生後5~6カ月を過ぎると性の成熟が見られるので、雌犬の場合は最初の発情の前に避妊手術をすることがすすめられています。


人間とパートナーとして愛犬が長く暮らしていくためにも、避妊・去勢手術には大切な意味があることを理解していただければと思います。


現在は捨て犬・捨て猫の殺処分は大きな社会問題にもなっています。

不幸な犬や猫たちを減らしていくためには、避妊・去勢手術の実施と最後まで家族の一員として世話をする飼い主の責任の徹底が有効な方法といえます。

高橋ナツコ(ペットシッター)
一方雄犬の去勢手術も病気の予防効果があり、前立腺に起因する病気や肛門周辺の腫瘍などが予防できます。


このような健康面でのメリットがあるほかにも、行動・性格面でプラスとなる効果もあります。


避妊・去勢手術の時期については、年齢や状態、犬種(大型犬か小型犬か)などによっても異なります。

高橋ナツコ(ペットシッター)
しかし、偶発的な妊娠を避けるために、完全に異性犬との接触を遮断できたとしても、自然な本能である発情や生殖、雌を追う雄の習性まで抑えることはできません。

そのため、むやみにストレスを与えることにもなります。

避妊・去勢手術はこのような性による悩みや負担から愛犬を解放してあげることにもなるのです。


また雌犬の避妊手術には、子宮の病気や乳腺腫瘍を防ぐ効果があります。

特に乳腺腫瘍は避妊手術をすると発生率が半減するというデータがあります。

高橋ナツコ(ペットシッター)

避妊・去勢手術というと望まない妊娠・繁殖を防ぐ


ことだけが目的と思われがちですが、実はそれ以上に愛犬が健康に人間と暮らしていくための大きな効果が得られます。

避妊・去勢手術を嫌がる飼い主さんの多くが、その理由として「病気でもないのに、人間の都合で手術をするのはかわいそう」「自然のままが一番」
といった意見があります。

高橋ナツコ(ペットシッター)

去勢 その2(高橋ナツコ)

飼い主であるあなた自身が子犬が生まれても育てる意志がない、あるいは住宅や家庭、その他の事情等で育てることができないのであれば、不幸な子犬を増やさないためにも、避妊・去勢手術を考えてください。


また、早期に避妊・去勢手術を受けることで雌犬なら乳がんや子宮蓄膿症、雄犬なら睾丸や前立腺のがんなどの発生を防ぐ効果もあり、愛犬の健康を守ることもできます。


愛犬の避妊・去勢について時期や方法等動物病院で十分に説明を聞いて考えてください。

高橋ナツコ(ペットシッター)

去勢 その1(高橋ナツコ)

まだ生まれてから間もない、あどけないしぐさの子犬たちも、身体の成長に伴い、やがて性の成熟が訪れます。

性の成熟は自然なものです。

そして同時に発情・生殖行動といった性行動も、成長に伴い当然みられるようになります。

高橋ナツコ(ペットシッター)
自然が多く残っている場所に旅行やドライブなどで行った際、キツネやタヌキなどの野生動物に出会っても、撫でたり触ったりしないようにしてください。

またキャンプなどでも生水はそのまま飲まない、山菜を口にする際も十分に過熱し調理してから口にするようにしてください。

また、蚊やダニに刺されたり咬まれたりしないような注意も必要です。

高橋ナツコ(ペットシッター)

犬も人間と同じように歯石や歯垢がたまると歯周病などの病気を引き起こします。

それら歯周病を予防するためにも、飼い主が愛犬の歯みがきを習慣にしておきましょう。

また、病気予防以外にも、飼い主との信頼関係を築くのにも役立ちます。

スキンシップなどと同様に、子犬のうちから人の手に対する恐怖心をなくし、口の中をさわらせてくれるように習慣づけていきましょう。

家に子犬が来てから1週間後くらいから始め、少なくとも週に2~3回みがきます。

歯みがきと同時にデンタルガムを噛ませるのも、歯の健康に効果的です。

高橋ナツコ(ペットシッター)

ゼディケア(高橋ナツコ)

人と犬とが一緒に心地よく暮らすためには、愛犬のお手入れは欠かせません。

毎日のお手入れは健康維持につながり、絆もいっそう深まることうけあい。

ふれあいタイムのつもりで楽しくお手入れしてあげましょう。

高橋ナツコ(ペットシッター)
最初に子犬を家に連れて来たときは、可愛いから、かまいたいからと長い時間子犬を相手に遊ばないように気をつけましょう。

初めての環境に子犬も不安です。

子犬がゆっくり休めることを優先させてください。

あらかじめ子犬と遊ぶ時間を、1日2~3回、1回に15分から30分と決めておくとよいでしょう。

また、子犬の尻尾を引っ張ったり持ち上げたりするなど「おもちゃ」
と同じ感覚で遊んだりしないように気をつけましょう。

子どもたちも一緒に子犬に食事を与えたりグルーミングをしたり排泄の後始末などを手伝ってもらいながら、子犬の世話の仕方・接し方を教えましょう。

高橋ナツコ(ペットシッター)

名前をつけよう(高橋ナツコ)

新しい子犬の名前はもう決めましたか?短かい名前の方が呼びやすいですし犬も覚えやすいのでお勧めです。


名前を決めたらあだ名で呼んだり違った名前で呼ばないように気をつけましょう。

食事を与える時や遊ぶ時も名前を呼んであげましょう。

高橋ナツコ(ペットシッター)
6身体障害者補助犬の衛生の確保
身体障害者補助犬を使用する身体障害者は、その身体障害者補助犬について、体を清潔に保つとともに、予防接種及び検診を受けさせることにより、公衆衛生上の危害を生じさせないよう努めなければならない。


7国民は、身体障害者補助犬を使用する身体障害者に対し、必要な協力をするよう努めなければならない。


2002年に施行されたこの法律により、公共の施設や交通機関に補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬の総称)の同伴が認められるようになりました。


さらにその翌年には法律の全面施行により、飲食店やスーパー、ホテルなど一般の施設への同伴もできるようになりましたが、法律はもとより補助犬への理解不足から、入店を拒まれてしまうケースも少なくないのが現状です。


もし、補助犬を連れている人が入店や施設の利用ができず困っていたら、「身体障害者補助犬法はご存知ですか?」と店員や管理者の方に説明してあげてください。

高橋ナツコ(ペットシッター)
5身体障害者補助犬の認定等
(1)厚生労働大臣は、身体障害者補助犬の種類ごとに、身体障害者補助犬の訓練又は研究を目的とする公益法人又は社会福祉法人であって、身体障害者補助犬の認


定の業務を適切かつ確実に行うことができると認められるものを指定する。


(2)指定法人は、身体障害者補助犬とするために育成された犬であって、申請があったものについて、身体障害者がこれを同伴して不特定かつ多数の者が利用する施設等を利用する場合において他人に迷惑を及ばさないことその他適切な行動をとる能力を有すると認める場合には、その旨の認定を行わなければならない。

高橋ナツコ(ペットシッター)
3身体障害者補助犬の訓練事業者の義務
訓練事業者は、身体障害者補助犬としての適性を有する犬を選択するとともに、医師、獣医師等との連携を確保しつつ、これを使用しようとする者の状況に応じた訓練を行うことにより、良質な身体障害者補助犬を育成しなければならない。


4施設等における身体障害者補助犬の同伴等
(1)国、地方公共団体、公共交通事業者、不特定かつ多数の者が利用する施設の管理者等は、その管理する施設等を身体障害者が利用する場合、身体障害者補助犬を同伴することを拒んではならない。

(不特定かつ多数の者が利用する施設の管理者に係る部分は平成15年10月1日施行)
(2)身体障害者補助犬には、その使用者のために訓練された身体障害者補助犬である旨を明らかにするための表示をしなればならない。


(3)施設等の利用等を行う場合において身体障害者補助犬を同伴・使用する身体障害者は、その身体障害者補助犬が他人に迷惑を及ぼすことがないようその行動を十分管理しなければならない。

高橋ナツコ(ペットシッター)
目的
身体障害者補助犬の育成及びこれを使用する身体障害者の施設等の利用の円滑化を図り、もって身体障害者の自立及び社会参加の促進に寄与すること。


2身体障害者補助犬の定義
身体障害者補助犬とは、盲導犬、介助犬及び聴導犬をいう。


盲導犬とは、道路交通法で定める盲導犬であって、厚生労働吠臣が指定した法人から認定を受けている犬(当分の問は、国家公安員会が指定した法人から認定を受けている犬)。


介助犬とは、肢体不自由により日常生活に著しい支障がある身体障害者のために、物の拾い上げ及び運搬、


着脱衣の補助等肢体不自由を補う補助を行う犬であって、厚生労働大臣が指定した法人から認定を受けている犬。


聴導犬とは、聴覚障害により日常生活に著しい障害がある身体障害者のために、ブザー音、電話の呼出音等を聞き分け、その者に必要な情報を伝え、及び必要に応じ音源への誘導を行う犬であって、厚生労働大臣が指定した法人から認定を受けている犬。

高橋ナツコ(ペットシッター)
身体障害者補助犬法は、身体障害者補助犬を使う身体障害者が自立と社会参加することが促進されるための法律です。

平成14年5月29日に成立し、平成14年10月から施行されています。


また、平成19年11月、都道府県に補助犬の相談窓口を置くことや大規模事業所に補助犬受け入れを義務付ける「身体障害者補助犬法」改正案が、参院本会議で全会一致で可決され、成立しました。


現在、日本で活躍している補助犬の頭数は、盲導犬996頭、介助犬42頭、聴導犬20頭となっています。


一般の人や社会全体がより補助犬の役割と必要性、現状の問題を知ってもらうことが、頭数の拡大にも繋がります。

ぜひ、この法律について理解と協力をお願いします。

高橋ナツコ(ペットシッター)
何人も、検疫を受けた犬等(犬又は第2条第1項第2号に掲げる動物をいう。以下同じ。)でなければ輸出し、又は輸入してはならない。


2前項の検疫に関する事務は、農林水産大臣の所管とし、その検疫に関する事項は、農林水産省令でこれを定める。


犬の飼い主は、このふたつのことを必ず守ってください。


・犬を家族に迎えたら登録をしてください。

飼い主の住所が変わったり、犬が死んでしまった場合も届けてください。


・狂犬病の予防接種は必ず毎年受けてください。

高橋ナツコ(ペットシッター)
狂犬病予防法の第7条には、動物の輸出入検疫に関する項目が設けられており、検疫対象動物は、犬、猫、あらいぐま、きつね及びスカンクとされ、その検疫に関する事項については、農林水産省令である『犬等の輸出入検疫規則』で規定されています。


輸出入にかかる検疫に関する事務は、農林水産大臣の所管とされ、その実務は、動物検疫所が行っています。


海外への転勤などで犬を一緒に連れて行く予定がある場合や逆に海外から日本へ犬を連れて帰国する場合などは、この輸出入に関する検疫の規則を守らなければいけません。

また出国する場合は渡航先の相手国の法律も確認する必要があります。

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いずれの方法にしても、衝動的に犬を購入したり安易に飼い始めたりせずに、犬を迎える前には必要な確認事項をきちんと踏まえた上で、飼い主のあなたやあなたの家庭に合った犬を慎重に選ぶようにしてください。


そのためには、それぞれの犬種が持つ特徴や性格、飼育方法の注意点などを、獣医師やドッグトレーナーなど信頼できる人から情報を得る、実際に犬を飼育している飼い主さんにも話を聞く、また犬種についての書籍やインターネットなどを通して情報を得るのも大切です。

高橋ナツコ(ペットシッター)
各地の動物愛護管理センターには、飼い主の都合で飼育ができなくなった犬や飼い主のいない犬が預けられています。

現在、その犬に新しい飼い主を探す譲渡会を定期的に実施する施設が増えてきています。

また、譲渡を希望する飼い主向けに犬の飼い方教室を開催しているところもありますので、犬の入手する際には最寄の動物愛護管理センターに問い合わせて、このような譲渡会が開かれているならぜひ利用してください。

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食事や用品の購入費用
フード・おやつ・首輪・リード・迷子札・おもちゃ・ベッド・トイレ用品(ペットシーツ)・移動用ケージ・キャリーバッグ、最初の登録費用など。

動物病院、メディカルケア
健康診断・犬フィラリア症予防薬・ノミやダニの予防薬・混合ワクチン・狂犬病予防接種その他、病気やケガの治療など。

その他
シャンプー、トリミング、カットの費用、パピークラスやしつけ教室など。

犬は「ぬいぐるみ」でもなければリセットが可能な「おもちゃ」でもありません。

命ある動物ですので、適切に飼育していくには、その生涯にわたって、相応のお金は必要です。

高橋ナツコ(ペットシッター)
やがてこうした風潮は貴族階級だけでなく、産業の発達で生活に余裕が出てきた一般市民にも波及。

貴族をまねて愛玩犬を珍重する人たちが現れました。

ただし、他の地域では犬を食用にする文化もありました。

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17世紀のイギリスでは、犬の用途が細分化されていく一方、主に審美的な目的で作り出された犬が登場し始めます。

小型愛玩犬、つまりペットとしての犬の誕生です。

18世紀に入ると犬に人と同様に名前を付けるようになり、19世紀のヨーロッパでは小型愛玩犬が貴族社会のステイタスシンボルとして扱われるようになりました。

高橋ナツコ(ペットシッター)
すべての犬が型どおりの変化を起こすわけではありませんが、内臓や代謝の踏ん張る力(予備能力)が減少してきているので、健康状態や食事など環境要因の変化にうまく適応できなくなってゆきます。


ですから、高齢犬には個々の犬に合わせた栄養管理がより重要となります。

高橋ナツコ(ペットシッター)
高齢犬はじょじょに活動性が低下し、筋肉運動をしなくなります。

それにともなって骨格筋などのリーンボ叫誓マス(除脂肪体組織旦里11不必要な体脂肪を除いた内臓や骨格筋などの真に代謝に関係する部分を言います)が減少し、その結果、基礎代謝率が低下します。

その他にも消化機能の低下、免疫応答、糖分の代謝能、腎機能、味覚・嗅覚の健全性など多くの生理学的変化を起こします。

高橋ナツコ(ペットシッター)

高齢犬は単一の病気だけを持っている訳ではなく、一つの病気は他の内臓の生理機能や病気に確実に影響をおよぼし、進行的に状態が悪化します。

このような病気の進行を遅らせたり、原因を取り除いたりすることで寿命は大きく伸びます。

栄養管理はその目的で重要なものの一つです。

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また、犬は高齢になると体の水分保持力が低くなるので、水分の確保には充分に気をつけましょう。

これらの慢性疾患は犬猫では7歳以降で多くなりますが、病気の原因を取り除いたり、食事の変更などでかなり長期の延命が可能となります。

ですから、7歳以上(大型~超大型犬種は5歳以上)の犬は、少なくとも毎年1回は内臓の機能検査を中心に、精密な身体検査を行なう必要があります。

高橋ナツコ(ペットシッター)
アメリカのモーリス動物基金の調査によりますと、事故以外の原因による死因の上位は犬ではがん、心疾患、腎疾患、てんかんならびに肝臓疾患でした。

高齢犬はこれらの病気に罹りやすくなります。


その他にも関節炎、尿石症ならびに歯周疾患等の慢性疾患にかかりやすくなります。

高橋ナツコ(ペットシッター)


加齢現象は非常に小さい変化の積み重ねなので、気づくことはありませんが、何らかの病気に罹った場合に、若い時には耐えることができたものが、それに耐えられなくなり、老化が表面化します。


人間でも若い人は軽いカゼで済むような場合でも、高齢者では悪化して肺炎になるのと同じです。

高橋ナツコ(ペットシッター)
老化そのものは病気ではありません。

個々の犬の加齢速度は遺伝、環境ならびに栄養といった多くの要因の影響を受けているので、個体差が大きくなります。


すべての内臓の機能は年齢が高くなるとじょじょに減退し、人間でも一般的には30歳を越えた辺りから一年に1%程度ずつの割合で機能低下すると言われています。

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加齢は体のいろいろな変化が複合的に起こる過程です。

その結果として、体内の生理学的機能や外部環境からのストレスに対する恒常性の維持の能力が進行的に減退します。

これにより、病気に対する抵抗性が低下し、病気に罹りやすくなります。

また、その病気が命取りになることもあります。

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