怖がる犬は、生後3~14週の社会化期に他の犬や人間とふれあうことができず、世間に対して臆病になっていることが考えられます。
とにかく他の人や犬とたくさん出会う機会をつくり、慣れさせるしかありません。
一日中ほかの犬といれば、麻痺して吠える気もなくなります。
こうして犬同士のマナーを覚えれば、散歩中に出会ってもお互いに知らんふりして衝突を避けたり、お尻をかぎ合って礼儀よくあいさつもできるようになります。
人間にも友達になりたい人とそうでない人がいるように、犬にも犬同士の相性があります。
また、そのときのタイミングや気分、会い方などいろいろな条件がそろって遊び始めるので、無理に遊ばせる必要はないのではないでしょうか。
飼い主はその気でも、犬は遊びたくないかもしれません。
まずは相手の犬の飼い主に、一緒に遊ばせていいか聞いてから犬を近づけるのがマナーです。
また、ドッグランなどの犬の集団に入る場合は、マウンティングなど手荒い歓迎を受けることがあるのも覚悟して。
これはお互いの上下関係を確認するための犬独特の儀式。
確認が終われば徐々に遊び始めるでしょう。
高橋ナツコ(ペットシッター)
□■□高橋ナツコは、ワンちゃんの一時預かりやお散歩代行など幅広いサービスをご提供しています。□■□