2014年9月アーカイブ

家庭では、安静にして激しい運動を控えること、暑さを避けること、肥満の犬は減量させることで症状を和らげることが見込めると同時に、散歩時に首輪よりも胴輪をつけるようにすることも、気管への負担を和らげる効果があると言われている。

初期症状から見た目にもわかりやすい疾患だけに、飼い主がいかに犬をよく見ているかが、早期発見のカギとなる。

また、特にチワワのように子犬のころから飼い主を見上げ、のけぞるような姿勢を繰り返す犬は、その姿勢のままよく吠えることが輪状じん帯に負担をかけ、発症の引き金となっている場合もある。

愛犬をつらい病気にさせないためにも、早いうちから吠えるクセを直すようにしつけたい。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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発症の原因(高橋ナツコ)

発症の原因としては、遺伝的要因が大きくかかわると言われているが、肥満による脂肪層の増加、歯槽膿漏などの口腔内の感染性疾患、過度の興奮や激しい運動、暑い環境下での体温の急激な上昇、その他、過呼吸を引き起こす状態や疾患に関連して、相当数の発症も認められていて、正確な原因はいまだに不明だ。

レントゲン撮影によっての診断が可能で、病院での治療法としては、気管を広げるための気管支拡張薬、副腎皮質ホルモン、抗生物質の短期的投与などが挙げられるが、チアノーゼや重度の呼吸困難がある場合には、酸素吸入が必要になることもある。

中には手術による治療を行う場合もあるが、現段階では成功率は低く、最後の手段として考えられているようだ。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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一般に頸部気管虚脱が先に起こり、それに続発、もしくは併発する形で胸部気管虚脱が起こる。

初期症状としては、激しく吠えたてたり、運動や興奮した後に"グアーグアー"と呼吸に合わせてノド鳴りが聞こえるようになる。

歩き回ったと思ったら座り込むことを繰り返して落ち着かず、舌を出したままヨダレを垂らす。

症状が進むと目を大きく見開き、舌の色が青紫色に変化して、いわゆるチアノーゼの状態となる。

ハアハアゼイゼイする呼吸のたびにノド鳴りがして、これが長く続くと窒息してしまうのだ。

チワワをはじめポメラニアンやヨークシャー・テリア、トイ・プードルなど小型犬の、中高齢犬に多く見られる気管虚脱。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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気管の病気(高橋ナツコ)

気管とは、鼻と口、咽頭を通じてノドボトケから肺に空気を運び、また、空気を送り返す管のこと。

犬の気管は、35~45個のC型をした気管軟骨でできた気管輪を、弾力性のある輪状じん帯が連結した可変パイプのような形をしている。

気管虚脱とは、呼吸困難を起こし、呼気による体温調節ができなくなる疾患で、輪状じん帯が弾力性を失ったり、気管軟骨がC型の形状を保てなくなると、気管が押しつぶされたような形に変形して起こると考えられている。

治療が遅れると、呼吸停止状態に陥り、命は救えても脳や肺に回復不能な障害を残すこともある恐い病気だ。

気管虚脱には、春から夏にかけての発症が多く見られる頸部気管虚脱と、気管が胸部まで押しつぶされて呼気がスムーズに排出されず、呼吸困難から、さらには窒息状態に陥る胸部気管虚脱とがある。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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飼い主がチワワに関する十分な知識を持った上で、適度なスキンシップを心がけることが必要なのだ。

現在、水頭症の診断を最も確実にする方法は、レントゲンやCTスキャン、MRIなどで犬の脳を検査することだ。

また、すでに脳炎があるかどうかは脳脊髄液を抽出し、調べることでもわかる。

可能であれば予防接種など病院に行く際に、信頼のおける獣医師に診断してもらいたい。

発症してしまうと完治はなかなか見込めないものの、軽症の場合は薬によって脳脊髄液を減らすため、通院治療も可能だ。

それに対し、重症の場合は入院の上、外科手術を行って脳脊髄液を取り除くことが必須となる。

早期発見することで、犬への負担も、飼い主への負担もずいぶん変わってくるものなのだ。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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あごの下に手をそえて歩かせます。

もし口を開こうとしたなら「持ってこい」と言いながら、あごを開けさせないように手で強く押します。

最初のうちは、ほんの二歩か三歩でもくわえて歩いたら「持ってこい。よオーし」とほめてやります。

それから「はなせ」と言ってくわえていた物を手に受け取って、さらにもう一度持って来たことをほめてやります。

こうして毎日、持つこと、持って歩くことを練習します。

犬の好むものを持ち、持って歩くようになったらくわえる品物をかえて、飼い主の「持て」といった物はなんでもくわえるようにします。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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