2014年12月アーカイブ

ハードワーカーのご主人は、深夜に帰宅した後と、早朝の毎日二回、犬を連れだし、自転車で町をひとまわりしなくてはなりません。

日課をこなさないと、吠えて仕方がないからです。

ハスキーは家族によくなつき、誰にでも友好的な犬ですが、問題は彼らが必要とする運動量です。

もともと作業犬として飼育されてきたお家柄。

激寒の地を何百キロも走りぬくたくましいエネルギーと資質を持つ犬種です。

走る本能と狩猟は、何千年にもわたる彼らの血筋といえるでしょう。

彼らにしてみれば、家庭で、座敷犬として飼われるなど思ってもみなかったことですし、期待もしていなかったはずです。

彼らが唯一望むのは、寒さよけのベストやあたたかなストーブではなく、野生の本能を満足させるだけの仕事量つまり運動量なのです。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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質問に含まれた意味を理解するために、いくつかの犬種の特性について紹介する必要があるでしょう。

純血種の場合、それぞれのブリードが兼ね備えた性格を知ることが、人と犬が楽しく暮らすために必要な知識なのです。

四〇〇種類以上いるという純血種の中でも、これからお話しするのは、あなたが飼い主になるために経験や条件が必要な犬たちです。

まず、人気の高かったハスキー犬ですが、道で出会うほとんどの飼い主は手を焼いているようです。

リードをひっぱられ、息を切らしている人もいます。

知り合いは、散歩中のハスキーが急に走り出したために、転んで顔を強く打ってしまいました。

それ以来、散歩はご主人の役目です。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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体の小さいポメラニアンなら、まだ「しょうがないなあ」と、いうことをきいていればいいでしょうが、大型犬や、力の強い犬種ではそうはいきません。

訓練のプロフェッショナルは、上手な犬選びについて、性格の良い子犬を選ぶことと同時に、飼い主自身の生活環境を考えるようにアドバイスします。

たとえば、あなたの家族構成は?

訓練をするのは誰ですかP 散歩をいつもさせるのは誰P 毎日運動をさせられる時間を持っていますかり・犬を運動させる環境は近くにありますか?

なければ、毎日車で犬が走りまわれる場所に連れていくことは可能ですか?

あなたは、犬を飼った経験がありますか?

などなど。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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家族の話(高橋ナツコ)

家族の話では、ポメラニアンが小さいうちはあまりにかわいくて、ついつい最も居心地のいい場所を与え、人間より先に食事をさせ、望むように何でもいうことをきいていたというのです。

狼の群れでは、安全で居心地のいい場所はリーダーの寝床です。

食事もリーダーが最初です。

他の狼たちは、どんなに空腹でもリーダーの食事が終わるまでは獲物にありつくことはできません。

よだれをダラダラ流しながら、それでもじっと待っています。

望むように群れに命令できるのもリーダーの特権です。

つまり、ポメラニアンは人間の家族で、リーダーとしての扱いを受けたために、増長し、わがまま放題の行動をするようになってしまったというわけです。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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犬や猫といった動物を治療の現場に用いるAAT(動物介在療法)は、たしかに動きだしたばかりの試行錯誤の段階です。

日本では、AATに積極的な病院、施設はまだ数えるほどしかありません。

しかし、これらのサポート・ドッグたちの歴史をふり返ってみたとき、犬に対する期待と信頼感そして、実行に移した先駆者の勇気ある決断と柔軟な姿勢が、どんなに大きな成果を生んできたか、理解していただけると思うのです。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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