2015年11月アーカイブ

ハウスのしつけもしっかりと

人間のように、"家で静かに休息したい"などという願望をもたない犬は、ハウスつまり犬舎に入れられることをただちに束縛と感じていやがります。

しかし、家族の一員として飼われている犬なので、本能のままの欲求は厳しく押さえ、ここでも家族に準じたマナーを身につけさせなければなりません。

ハウスのしつけにあたっては、まず決まった場所に、勝手に出てこれない扉のある犬舎を設けます。

これを「ハウス」といって指さし、犬をその中に入れ、「マテ」といって閉じ込めます。

つまり、その犬舎を自分の定位置と覚え込ませるため、一日数時間軟禁しておくわけです。

こうして、この犬舎を自分の本拠と認識させ、ここから朝夕散歩に連れ出したり、解放したりします。

しかし、犬にとって、このしつけは特に窮屈なこととみえて、なかなか素直に応じません。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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フセを教えよう(高橋ナツコ)

"フセ"のしつけは、まず犬に"スワレ"の姿勢をとらせ、その両前足をとって前方に引き、さらに背中を軽く押さえて地に胸を突くような格好をさせます。

つぎにその犬に向かって立ち、片手を地に向けて「フセ」と言います。

つまり、その姿勢が"フセ"であることを教えるわけです。

次には「フセ」を先に言い、このサインによって"フセ"の姿勢をとらせます。

これを繰り返して覚えさせます。

もう一つの方法の「フセ」という声のサインと同時に、引きひもを引いて首に刺激を与える触発のサインを使ってみるのもよいでしょう。

いずれにしても、"フセ"の姿勢は出発の構えで緊張しますので、長く続けさせないことです。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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いっしょに歩く練習

犬を連れて散歩に出ると、必ずといってよいくらい他の犬に出会います。

このときの犬同士のあいさつは、まずしっぽを上げ、鼻を向け合うことから始まり、やがてその鼻をあげたしっぽの方へ移動させ、性別を確かめ合います。

このとき、雌雄なら比較的穏やかな対面ですみますが、同性ですと、たちまちいがみ合いになります。

したがって、途中で他の犬と出会った場合は、ただちに「イケナイ」と強く言い、さらに引きひもを強く引いて先を急ぎます。

人間でいえば、たとえ美男美女であっても、行きずりのものには心を傾けないように、行儀よくしつけるわけです。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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