2016年8月アーカイブ

一層良質な犬を作り出すためには、その理想にふさわしい雄犬を見つけて所有者に交渉し、交配させる必要があります。

さらに、雌犬の飼い主は人間の出産および育児に関係する助産婦や医師ほどに、母犬と生まれ出る子犬の面倒が見られる知識と能力とがなければなりません。

繁殖の目的が何であっても、この出産と子育てまでを手がけてこそ、真の愛犬家といえましょう。

より美しく見せるために毛をカットすることをトリミングと言いますが、これは専門家にまかせるのがいちばんです。

トリマーのいる犬の美容院、ペットショップ、動物病院などでやってくれます。

このほか、長毛犬なら毛を切ったり、毛がもつれないためのセッティングの手入れがありますが、専門家にやってもらうのが無難でしょう。

高橋ナツコ(ペットシッター)
散歩から帰ってくるたびにくり返し行ないます。

次は、庭か玄関の近くで遊ばせておきます。

やがて、犬は、そのまま家の中へ入ってこようとしますから、「イケナイ」としかり、そのあと、足をふいてから、家の中へ入れるようにします。

何回かくり返しているうちに、犬は足をふいてあげるまで、家の中に入ってこなくなります。

外で飼っている犬は、家の中へ入れないようにします。

家の中へ入ろうとしたら、そのつど「イケナイ」と、少し強くしかるようにしていれば、犬も入ってはいけないことがわかってきます。

しかし、犬も主人のそばにいたいと思っているものです。

散歩の時以外でも遊んであげるようにすると、犬も喜ぶはずです。

しつけはしつけとしてしっかり教え、たまには犬の気持ちになって、かわいがってあげることも大切なことです。

高橋ナツコ(ペットシッター)
犬を飼うのでも、その家の住宅事情で、外で飼うか室内犬にするか決まってきます。

また、室内犬にしても、ずっと家の中にいるとか、走りまわるときは庭に出すとか、また1日のうちで半分は家の中、それ以外は外で飼うとか、それぞれの飼い方があります。

しかし、外で遊んでいた犬が、急に家の中に入ってきたりすると、部屋は泥だらけになって汚れてしまいます。

犬には、外から家の中に入ってくるときは、足をふいたあとでないといけない、ということを教える必要があります。

散歩から帰ってきたら、必ず足をふいてやりましょう。

そのときにまず、帰ってきたらそのままにしておきます。

すると、犬はそのままで家の中に入ろうとするでしょう。

そこで「イケナイ」といって、足をふいてあげます。

高橋ナツコ(ペットシッター)