2016年12月アーカイブ

◆アイコンタクトのタイミング、"間合い"がぴったり合えば、犬もこちらの言いたいことを理解してくれるものなのです。

この間合いは、犬によって1匹1匹違うもの。

瞬時に反応する機敏な犬もいれば、一拍置いてのみ込む犬もいます。

犬の個性をよく見て、その犬の間合いをつかむのが叱るコツ。

それにはできるだけ犬と過ごす時間をつくり、犬の個性を肌で感じることです。

そうして心を通わせておくほうが、無理に目を合わせることよりもずっと大切です。


◆飼い主と犬がペアで学ぶ「しつけ教室」に参加してみるといいと思います。

また、しつけという言葉からは「厳しくしなければ」というイメージが連想されますが、厳しいばかりではつまらないし、犬もやる気をなくします。

トレーニングはほめながら楽しく行いましょう。

言うことを聞くといいことがある、と思わせるのがポイントです。

また、犬はとても勘のいい動物ですから、飼い主の気持ちも敏感に感じとります。

飼い主がいやいやだったり、どうせできないだろうとたかをくくるのは禁物。

しつけは真剣に、できると信じてあげて行うことが大切ですよ。

高橋ナツコ(ペットシッター)

アイコンタクト(高橋ナツコ)

人間と目を合わせる「アイコンタクト」は、もともと犬には苦手なこと。

目を見続けるということは通常はにらみ合うケースが多く、過度の緊張とストレスがかかります。

そのアイコンタクトを、叱られるときに繰り返していたらどうなるでしょう。

人間と視線を合わせることが大嫌いな犬になってしまいます。

もちろんアイコンタクトは、飼い主の言うことに集中してもらいたいときに必要ですが、訓練のときなどに、犬が喜んでするようにしたいもの。

叱るときは、視線を合わせることよりも、タイミングのほうが重要です。

たとえばいけないことをしている犬が、ふとこちらを向いたときにパッと厳しく声を発する。

そしてやめたら間髪を入れずにほめる。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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