◆アイコンタクトのタイミング、"間合い"がぴったり合えば、犬もこちらの言いたいことを理解してくれるものなのです。
この間合いは、犬によって1匹1匹違うもの。
瞬時に反応する機敏な犬もいれば、一拍置いてのみ込む犬もいます。
犬の個性をよく見て、その犬の間合いをつかむのが叱るコツ。
それにはできるだけ犬と過ごす時間をつくり、犬の個性を肌で感じることです。
そうして心を通わせておくほうが、無理に目を合わせることよりもずっと大切です。
◆飼い主と犬がペアで学ぶ「しつけ教室」に参加してみるといいと思います。
また、しつけという言葉からは「厳しくしなければ」というイメージが連想されますが、厳しいばかりではつまらないし、犬もやる気をなくします。
トレーニングはほめながら楽しく行いましょう。
言うことを聞くといいことがある、と思わせるのがポイントです。
また、犬はとても勘のいい動物ですから、飼い主の気持ちも敏感に感じとります。
飼い主がいやいやだったり、どうせできないだろうとたかをくくるのは禁物。
しつけは真剣に、できると信じてあげて行うことが大切ですよ。
高橋ナツコ(ペットシッター)