小さなすり傷、切り傷などは、まず水道水で汚れをきれいに洗い流すことが先決。
肉球や爪の生えぎわなど、奥まった場所だと汚れもたまりやすいので、よく洗ってください。
傷口が汚れていると化膿しやすく、治りが遅れることがあります。
また、毛が入り込むのも化膿の原因になるので、周囲の毛をハサミでカットするといいでしょう。
そのうえで、人間の家庭用消毒薬で消毒してあげてもかまいません。
刺激が強いものは犬がいやがることが多いので、水溶性の消毒薬(「マキロン」「アクリノール液」など)がおすすめです。
薬を塗ってそのままにしておくと、すぐになめてしまうので、できるだけ包帯を巻いてなめさせないことが大切です。
野生動物は傷をなめて治します。
高橋ナツコ(ペットシッター)