2017年4月アーカイブ

ヒート時の注意点 その2

そのほかには、ヒート時の入浴に気をつけたいもの。

陰部が腫れていますので、ゴシゴシ洗うと炎症を起こしたり、細菌感染してしまうこともあります。

シャンプーの際は軽く流す程度にしておきましょう。

人のような痛みはないといわれていますが、倦怠感を見せるなど、精神的な変化を見せる犬もいます。

オスとの接触を避けるためにまったく散歩をさせないのもストレスになりますので、快適に過ごせるよう気を配りましょう。

まれに、ヒート終了から2か月後くらいに、受胎していないのに偽の妊娠をすることがあります。

その場合はお乳が大きくなり、母乳が出たりもします。

その際にかんだり地面にふれたりすると、バイ菌が入って乳腺炎を起こすこともあるので注意しましょう。

このような状態が毎回続き、精神的にも不安定になるようであれば、避妊手術を受けることも考えたほうがいいかもしれません。

高橋ナツコ(ペットシッター)
周期は6か月に1回ですが、まれに年1回の場合もあります。

ヒート時の注意としては、やはり一番はオスとの接触を避けること。

排卵日の時期だけ避ければいい、オスとじかに接触しなければ妊娠しないからいい、という意見もありますが、約1か月のヒート期間中はスタートから終了まで気をつけたいもの。

ヒート時のメスのにおいはかなり遠くにいるオスにも届くといわれ、じかに接触しなくても近くにいるオスを刺激してしまい、トラブルのもとになります。

追いかけまわされてかまれたり、ケンカに巻き込まれたりということがあるかもしれません。

また、目を離した隙に交尾する可能性もあり。

いったん、メスのにおいに気づいたオスをコントロールするのは一苦労です。

お互いにいやな思いをしないためにも、犬が多く集まる公園やドッグランを避け、散歩の時間帯のピークをずらすなど、周囲の犬への心配りも必要です。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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