2017年7月アーカイブ

トレーニング期間がどれくらいになるのかは、飼い主にも個人差、犬も個体差がありますから、実際にやってみないとわかりません。

いかに犬がこちらのいうことをちゃんと聞いても、飼い主が変わらなければ犬も変わらないからです。

訓練所で訓練士にトレーニングをされて、犬がおとなしくなったとしても、飼い主をバカにしていることには変わりありません。

飼い主に会えば、自分が優位を感じていた記憶が戻るのです。

犬は記憶力がいいので、自分が飼い主よりも優位だと感じていた記憶を白紙にするのには、非常に時間がかかります。

しかし、飼い主が、がらっと変われば過去の悪いデータは、かなり早い時間で修正できるでしょう。

大切なのは、飼い主家族の下位に犬がいなければいけないということです。

特に子どもがいる家庭だと、犬は子どもをバカにしがち。

犬を訓練させるために預けるなら、レッスンには家族全員で参加して、みんなで犬への正しい接し方を覚えなくてはならないのです。

高橋ナツコ(ペットシッター)
犬がソワソワしていても、なにもコントロールせず、犬が自分で飼い主に構うのをあきらめるのを待ちました。

待って、犬が落ち着いたところで、ようやくいい状態になれるのです。

そして、飼い主をまじえた指導は、そこから始まりました。

最初は、飼い主にリードを持たせて歩く練習から始めます。

飼い主がきちんとイニシアチブをとれていれば、犬は勝手なことをしません。

うまく歩けないなら、いわゆる指導的な歩行、リーダーウォークを徹底的にトレーニングします。

そして、オペラント条件付けの服従訓練を施し、最後にホールドスティール、マズルコントロール、タッチングという順番でトレーニングを行っていきます。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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