2017年8月アーカイブ

耳や目、歯は猫が自分でグルーミングできない場所です。

あなたが十分に気をつけてやってください。

耳掃除は耳ダニの予防にもなるので月に一、二回はしてやります。

綿棒にオリーブオイルかベビーオイルをつけて軽くふき取るようにします。

猫の耳は奥の方でほぼ直角に曲がっているので鼓膜を傷つける心配はありませんが、あまり奥までしない方が無難です。

耳ダニがついてしまうと猫はとてもかゆがり、耳の裏側をかきむしったりします。

やはり、オイルをつけた綿棒でふいてやります。

病院でも耳ダニは除去してくれますが、病院に連れて行くのは猫にとっても飼い主にとっても一大事。

なるべくあなたの手でとってあげましょう。

高橋ナツコ(ペットシッター)

猫専用が望ましいもの

グルーミング用品のうち、猫専用のものが必要なのはシャンプー、リンス、パウダー、爪切り、クシです。

人間用のものでも代用できそうに思えますが、成分や作りが微妙に違っています。

たとえば、人間のシャンプーは洗浄力が強すぎて、毛がパサパサになったり、皮膚がフケっぽくなります。

クシは背中などに使う目の細かいノミ取り用のものと、顔用の歯の細いものの2種類があると便利。

金属製のものなら半永久的に使え、煮沸消毒もできます。

このほか、毛玉取りに適したスリッカーという道具もあり、ペットショップなどで売っています。

爪切りは、人間用を使うとどんなに気をつけても猫の爪は細かい縦割れを起こしてしまいますので専用のものにしましょう。

高橋ナツコ(ペットシッター)
猫の体の手入れのグルーミングには、いろいろな意味があります。

猫はいつも自分で体をなめて汚れを落とし毛並みを美しく整えていますが、いくら柔軟な体をもっているとはいえ、舌の届かない所もあります。

この部分は飼い主が責任をもちます。

特に長毛種の場合は、自分だけの力で毛並みを美しく保つのは無理なので、飼い主の助けが必要です。

ブラッシングやシャンプーは、抜け毛を減らして毛球症を予防し部屋をきれいにしておくほか、猫の体に定期的に触れることで、健康状態のチェックや猫とのコミュニケーションもできます。

ブラッシングには血行をよくし皮膚の新陳代謝を盛んにする効果もあります。

最初はいやがるかもしれませんが、慣れれば猫にとっても必ず楽しい時間になるはずです。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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