2017年12月アーカイブ

猫がひげをピンと伸ばしているのは、嬉しいときです。

ひげを伸ばし、尾を立てて寄ってくるのは「遊ぼう」のサインと思ってください。

ひげを頬の方につけているのは、満腹になってうたた寝を始めようとしているときなどで満足の印です。

逆に顔いっぱいに広げているのは、少しの変化も見逃さないぞ、という表情で周りに気を配っている証拠です。

だらんと垂れているのは注目するものがなく退屈しているとき。

鼻より前方にひげを向けているのは警戒の印ですが、ネコジャラシなどで遊んでいるときも注意の方向として、ひげは顔の前にあります。

高橋ナツコ(ペットシッター)

猫と犬の話

■ヘビをまねた猫
追い詰められると猫は尾を振って「シューッ」という声を出して相手を威嚇します。

実は、これはヘビのまねなのだそうです。

「シューッ」という声帯模写と、尾を使っての形態模写で相手に毒ヘビと錯覚させるのが本来の目的だそうですが、実際にどの程度の効果があるのかは調べようがない話です。

さらに、この説によると、猫が体を丸くして寝るのもヘビをまねるためだとか。

今の猫と違い、野生の猫は縞模様だったので、丸まっていると確かにヘビがとぐろを巻いているように見えたかもしれません。

■嗅覚は犬の勝ちですが...
視覚や聴覚は犬に優る猫も、嗅覚では人間の100万倍といわれる能力をもつ犬には太刀打ちできません。

それでも鼻の奥にあるにおいを感じる嗅野は約40面で人間の2倍あり、飼い主よりはずっと敏感です。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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