ふとりすぎは、人間社会と同じように、犬の世界でもますます多くなっています。
ふとりすぎになればなるほど、心臓、呼吸器、肝臓、すい臓、関節の病気や糖尿病を招くことにもなります。
この原因のほとんどは、飼い主が甘やかしすぎて、摂取するカロリーが多すぎるという悪循環のためにおこります。
また、ホルモンの異常によっておこる病気もありますので、お医者さんによく相談してください。
肥満の予防はまず、正しい食事を習慣づけること、そして適度の運動をさせることも大切です。
しかし、すでにふとってしまった犬については、特別な低カロリー食を作って与えるか、肥満症用の処方食を与えるようにしないかぎり、問題は解決しませんし、家族の全員が協力しないとうまくいきません。
高橋ナツコ(ペットシッター)