外耳炎や耳疹癬症の疑い(高橋ナツコ)

耳の中を見て、分泌物がたまって悪臭がしたり、ただれていたら、外耳炎や耳疹癬症の疑いがあります。

かゆさと痛みでしきりに耳をかいたり、気にして頭を振ったりするのです。

耳が不潔になりやすい耳の長い犬種や長毛種の犬に多発します。

外耳炎は耳の長い犬種や長毛種の犬に多く見られます。

耳が不潔になりやすいからです。

シャンプーなどのとき、耳の中に水が入ったのをそのままにしておくとかかります。

耳アカがたまり、そこに細菌が侵入して症状を起こすわけです。

このほか、原因としてアレルギー性や耳疵癬、カビなどの二次感染が考えられます。

耳済癬症は耳ダニという寄生虫の寄生により起こります。

赤い斑点ができて、狂ったようにかきむしります。

その傷口から細菌が侵入して炎症を起こし、外耳炎などの原因にもなります。

高橋ナツコ(ペットシッター)