分泌物が原因に(高橋ナツコ)

肛門の左右には肛門腺があり、分泌物をためる袋状のものがあります。

物は液体で悪臭が強く、ふだんは排便のときに少しずつ排泄されます。

しかし、肛門を不潔にしたり、肛門腺が炎症を起こしたりすると、出口をがれて、袋の中に分泌物が充満してしまいます。

うなると、おしりをかゆがってこすりつけたり、排便のとき痛がったりす。

肛門炎を起こしたり、ひどいときには皮膚が破けてしまいます。

門のまわりはいつも清潔に保ち、分泌物がたまらないよう、ときどき肛をしぼって出してやる必要があります。

泌物の除去は入浴のシャンプー前に行うとよいでしょう。

左手で尾を持げたら、右手の親指と人差し指2本で肛門下部のふくらみを押さえるようにしてください。

泌物が急に飛び出してくることもあるので、十分に注意して処置してくい。

高橋ナツコ(ペットシッター)