犬は肉食獣タイプで、炭水化物の消化は、苦手であるというのが定説になっています。
犬の炭水化物の最少要求量については確かなデータがありませんが、脂肪と蛋白質があれば、炭水化物がなくても生命維持が可能なことがわかっています。
しかし、血液や組織液にブドウ糖を供給し、すぐ利用できるエネルギー源として炭水化物は重要であり、授乳中の雌犬では、乳糖や乳蛋白、脂肪を合成するうえで、血液中のブドウ糖がおおいに利用されていることなどからも、最近では、代謝されるエネルギーの三〇パーセントを、炭水化物として補給するとよいといわれています。
多量の乳糖や、なまの澱粉は消化が悪く、下痢をする例がありますが、澱粉も加熱すれば十分消化することが確かめられていますので、ドッグフードの中には、消化され、利用されやすい形で炭水化物が六〇~七〇パーセント含まれています。
高橋ナツコ(ペットシッター)
犬の炭水化物の最少要求量については確かなデータがありませんが、脂肪と蛋白質があれば、炭水化物がなくても生命維持が可能なことがわかっています。
しかし、血液や組織液にブドウ糖を供給し、すぐ利用できるエネルギー源として炭水化物は重要であり、授乳中の雌犬では、乳糖や乳蛋白、脂肪を合成するうえで、血液中のブドウ糖がおおいに利用されていることなどからも、最近では、代謝されるエネルギーの三〇パーセントを、炭水化物として補給するとよいといわれています。
多量の乳糖や、なまの澱粉は消化が悪く、下痢をする例がありますが、澱粉も加熱すれば十分消化することが確かめられていますので、ドッグフードの中には、消化され、利用されやすい形で炭水化物が六〇~七〇パーセント含まれています。
高橋ナツコ(ペットシッター)