子犬に多い"コクシジウム症"(高橋ナツコ)

アメーバのような原虫で、これにかかると、食欲も落ちてきますし、貧血となり、歯肉や結膜が、薄い桃色状になります。

この病気の原因は、犬の大便中に排泄されたコクシジウム原虫の虫卵にあたるものが、便と共に出て、これが長期にわたって地中にとどまっていて、口の中に入って感染という経路です。

したがって他犬の便は、ぜったいに口にしないように気をつけなければいけません。

と同時に、犬舎の周囲は、いつもきれいにしておきます。

また、もしかかったら、早く獣医師のところにつれて行き、原虫を殺す薬や腸内の有害細菌を殺す薬などもらってきて、早く処理することです。

高橋ナツコ(ペットシッター)