湿疹(高橋ナツコ)

犬が、自分の体をかじったりなめたりする場面を見ることがありますが、これは、皮膚の一部分が赤くなった、いわゆる湿疹部分の保護を意図してなめているのです。

犬の湿疹は、急性、慢性のものがありますが、不適当な食事、たんぱく質の不足、ノミの寄生皮毛などによって湿疹が発生し、皮膚の一部がはげたり、灰色、黒色になったりします。

湿疹になったら、ふつう、患部周辺の皮毛を短かく切り、抗ヒスタミン・クリームをぬるか、抗アレルギー剤・ビタミン恥、残剤などを飲ませます。

光線治療の方法もありますが、これは獣医師のところで行ない、できれば、毎日のブラッシングなどで犬の体をいつもきれいにしておくことです。


高橋ナツコ(ペットシッター)