犬の発情期とは その2(高橋ナツコ)

発情は、犬の体が一人前に成熟して、繁殖能力がそなわったことを表します。

しかし、発情の生理はオス犬とメス犬で違います。

つまり、オス犬は成犬となって結婚の時期(交尾の時期)を一度迎えますと、その後は自分の子犬を作り出す能力に応じて、いつでも交尾に応じられるのです。

これに対してメス犬は、最初の発情期(シーズン)を迎えた後、ある一定の間隔をおいて発情期がおとずれます。

これを性周期といいます。

つまり、3週間の発情期の後、発情休止期が5、6カ月あり、また発情期を迎えるというように、規則正しく発情期がめぐってきます。

ただし、発情休止期は犬によって、8カ月、一0カ月、一ニカ月というように、長さが違うことがあります。

高橋ナツコ(ペットシッター)