犬は、その持つ鋭い嗅覚によってにおいのメッセージを読み取り、においから多くの情報を収集しています。
においを嗅ぐという行為は、好奇心からだけではなく、自分自身の安全を確保しながら生活していくために欠かすことができないのです。
ですから、犬がにおいを嗅ぐことに夢中になって、飼い主の命令に従わなかったとしても、すぐにその行為を中断させることはありません。
異性の放つ性的なにおいに引かれている場合も同様で、強引に引き離すことが最善の策というわけではないのです。
むしろ、においを嗅ぐことを許し、犬が納得したのを見計らってから、改めて命令を発したほうがいいのです。
高橋ナツコ(ペットシッター)
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