水を使って追跡を制止する その2(高橋ナツコ)

【トレーニング法】
①飼い主は、犬をリードにつなぎ、手にご褒美のフードを持って待機します。

②知人に頼んで、犬の脇を自転車で走り抜けてもらいます。

初めはゆっくりとしたスピードで走ってもらいましょう。

③自転車が通り過ぎる瞬間に、飼い主は「すわれ」と命じます。

そのまま追いかけていく場合もありますから、リードをしっかりと握ってコントロールできるような状態にしておきましょう。

④自転車が通り過ぎても「すわれ」の命令に従っていれば、そこですぐにご褒美を与え、「よし、いい子だ」とほめてあげましょう。

⑤自転車のスピードを少しずつ上げてもらいながら、同じようにトレーニングを繰り返します。

フードだけでなくお気に入りのおもちゃを用意して、上手にできたらおもちゃを与えます。

⑥自転車がどんなスピードで走り抜けてもすわっていられるようになったら、最後に、自転車の進行方向とは逆の方向におもちゃを投げて、犬が取ってくるようにしつけます。

追跡しようという気持ちをそらせることができれば成功です。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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