個人的に親しい友人や家族に分かっているような欠点でも「公衆」に知られるのは気が進みません。
他人に自分の犬について陰口されるのを望みませんから、自分の犬の欠点を認めなかったり、その子孫に遺伝的な欠点を受け継がせてしまうことになります。
このとても人間的な行為が、個々の犬の間題点についての情報を入手し難くし、結果的に賞暦以外に分かることは少ないのです。
それでも、本当に大切な情報を教えてくれるようになるまで、最初に、時間をかけて信頼関係を築く必要があります。
そして、与えた情報を適切に使ってもらえると確信したときには、経験豊富な繁殖者は喜んで、必要な情報を提供するでしょう。
高橋ナツコ(ペットシッター)