レプトスピラ症(高橋ナツコ)

レプトスピラ症とは、スピロへータという小さなラセン状をした病原菌の感染によっておこる、犬の伝染病です。

ふつうはねずみの尿からうつります。

症状は食欲がなくなり、元気もない、黄疸がでたり体のあちこちに点状や斑状の出血をおこすなどがあります。

最終的には腎炎により、尿毒症をおこして死ぬというこわい病気です。

仮に命をとりとめたとしても、尿のなかにスピロへータを排泄しますので、他の犬の感染源となります。

またこの病気は、狂犬病などと同じように、人間にも感染する可能性がありますので、注意が必要です。

感染経路はネズミの尿や、この病気にかかっている犬の尿ですが、身近にいる愛犬のためだけでなく、人間のためにも他の犬を病気から守るためにも、定期的に予防接種を受けることが大切です。

高橋ナツコ(ペットシッター)