パルボウイルス感染症は、ウイルスのなかでももっとも小さいパルボウイルスによっておこる病気です。
猫をはじめ、他の哺乳類にも腸炎を発生させるいろいろなパルボウイルスがあります。
この病気はたいへん感染力が強く、ふつう激しい嘔吐にはじまり、トマトジュースのような下痢が何回も続きます。
そのために脱水と敗血症がおこって衰弱し、初期の手当てをあやまれば死に至ることも多く、たいへんこわい病気です。
さいわい、予防ワクチンが日本でも完成しており、この病気が予防できるようになりました。
ワクチンが全国的に使用されるようになってからは、ほとんど大きな発生は見られなくなりました。
しかしワクチンを接種していないものには、日本中のあちこちで発生していますから、油断はできません。
定期的な予防接種がぜひとも必要です。
不幸にして感染、発病した場合は、嘔吐や下痢がひんぱんにおきますから、できるだけ早く病院に連れていくことです。
様子を見てからでは手遅れです。
この病気の場合は最初の72時間がもっとも重要で、この間に強力に治療しなければなりません。
輸液療法の持続と適切な抗生物質を一定の間隔で投与することと、手あつい看護が必要です。
ところでこのウイルスは、一般の消毒薬ではまったく歯がたちません。
漂白剤として使用されているハイターなどが有効で、30倍にうすめて使用します。
高橋ナツコ(ペットシッター)
猫をはじめ、他の哺乳類にも腸炎を発生させるいろいろなパルボウイルスがあります。
この病気はたいへん感染力が強く、ふつう激しい嘔吐にはじまり、トマトジュースのような下痢が何回も続きます。
そのために脱水と敗血症がおこって衰弱し、初期の手当てをあやまれば死に至ることも多く、たいへんこわい病気です。
さいわい、予防ワクチンが日本でも完成しており、この病気が予防できるようになりました。
ワクチンが全国的に使用されるようになってからは、ほとんど大きな発生は見られなくなりました。
しかしワクチンを接種していないものには、日本中のあちこちで発生していますから、油断はできません。
定期的な予防接種がぜひとも必要です。
不幸にして感染、発病した場合は、嘔吐や下痢がひんぱんにおきますから、できるだけ早く病院に連れていくことです。
様子を見てからでは手遅れです。
この病気の場合は最初の72時間がもっとも重要で、この間に強力に治療しなければなりません。
輸液療法の持続と適切な抗生物質を一定の間隔で投与することと、手あつい看護が必要です。
ところでこのウイルスは、一般の消毒薬ではまったく歯がたちません。
漂白剤として使用されているハイターなどが有効で、30倍にうすめて使用します。
高橋ナツコ(ペットシッター)