体重は健康と発育のバロメーター(高橋ナツコ)

毎日体重を測定し、グラフ用紙に記録してください。

順調に体重が増加していくことをたしかめましょう。

子犬がミルクをよく飲み、よくねむり、よい便をしながら順調に体重が増えていくようであれば、発育はすべて良好といえます。
生後4週間をすぎると、初めての虫くだしをしてやります。

初乳を飲んでいない子犬では、その時点で初回のワクチン接種が必要になりますので、お医者さんに相談しましょう。

母乳を飲んでいたもの、また人工哺乳を受けていた子犬たちも、やがて離乳の時期をむかえます。

この時期になると、子犬たちはいつとはなしに、母犬の食べるものに関心を示しはじめます。

しかし、子犬たちが自分でふつうの食事を食べられるようになるのは、生後30日前後ぐらいからです。

離乳時こそ、一生の食生活のもとになるドライのドッブフードの味にならす絶好のチャンスです。

ドッグフードの味になれれば、新しい飼い主も犬をゆずるほうも、ともに安心というわけです。

なお、離乳開始は30日齢を目安とし、55日頃までに終わらせたいものです。

高橋ナツコ(ペットシッター)