冬の健康管理(高橋ナツコ)

暑い夏の弱さとは反対に、寒い冬にはめっぽう強いのが犬の特長です。

その真価は、極地でソリを引くアラスカ・マラミュートや、雪山で遭難者の救助を手伝うセントバーナードなどの活躍でわかります。

しかし、この寒さに強い犬も、ぬれた被毛のまま寝たりすると、すぐ"万病のもと"のかぜをひきます。

したがって、冬季の犬小屋には特に、風雨、風雪が吹き込んだりしないように手当し、さらに情況によっては、乾燥のためのヒーターを天井に下げてやるなどの処置を講じます。

子犬の場合は、自身の体温の調節がよくできませんので、小屋の保温を十分に考え、安眠できるにようにしてやりましょう。

高橋ナツコ(ペットシッター)