愛犬用救急箱(高橋ナツコ)

犬を家族の一員に迎えたら、家族の物と同じ性質の愛犬用救急箱を備える必要があります。

もとより、この箱の中に常備する薬品のほとんどは、獣医師にかかる前の応急処置に用いる物です。

したがって、その後に受けるべき専門家の手当を無視し、犬のけがや病気を自分で、この救急箱の中の薬で治そうなどと考えてはなりません。

"素人療法"で手に負えなくなったときには、すでに時機を逸しており、治るけがも病気も治らなくなっています。

救急箱が、かえって恨めしくなります。

高橋ナツコ(ペットシッター)