自分の左脚に沿って歩かせる(高橋ナツコ)

散歩するときには、原則として、犬を自分の左脚に沿って歩かせます。

まず出発に際してのこのしつけは、(1)引きひもを右手に持ち、左手で犬の首輪を軽く持ち上げ、その刺激を与えるのと同時に「ツイテ」と号令する。

(2)左手で自分の左大腿部をたたいて見せ、そこについて歩くことを教えて歩き出すーこれを繰り返し練習します。

習得したら、他のことを覚えたときと、同じように、十分にほめてやります。

たいていの犬は、先に立って歩こうとします。

この場合、犬に歩調を合わせたり、また、引っ張りっこで歩いてはいけません。

引きひもを引き、その刺激で、いっしょに歩かなければならないことを教えましょう。

覚えたら、また十分にほめてやります。

高橋ナツコ