首輪とひもに慣らす(高橋ナツコ)

最初につけてやる首輪は、幅があまり広くなくて軽い簡素な物を選びます。

締める程度は、指二本が無理なく入るぐらいです。

首輪をいやがり、駆け回ったり、首をかいたりする犬もありますが、そのままにしておくと、たいてい十分ぐらいで落ち着きます。

引きひもも、首輪に合った軽い、首輪への簡単なスナップの付いた物を用います。

これもいやがり、すわり込んで動かなかったりする犬がいますが、犬のなすがままに付き合っていると、やがて"引きひもも首輪も主人の手の延長"と見なし、慣れてきます。

引きひもは、いつも若干たるませておきます。

持ち方は、ひもの先端の輪を右手首に通し、ひもの途中を左手で軽く握ります。

高橋ナツコ(ペットシッター)