皮膚疾患(高橋ナツコ)

奪麻疹犬のじんま疹は、まず顔がむくんでくるのでわかります。

もちろん、ひどい場合は全身の皮膚が、でこぼこになるほどで、犬はかゆいためになきわめいて、床に体や顔をこすりつけるような重症のζともあります。

湿疹子犬に多いのは、腹部の毛の薄い部分や、外陰部の周囲などで、ときには膿をもつことがあり、一つが治っても、つぎつぎに他の場所にあらわれることが少なくありません。

しかし、たいていの場合は、簡単な消毒薬で治るものですが、もし頻発するようでしたら獣医師に一度診察してもらいましょう。

・顔の皮膚病
顔や目の周りからはじまる皮膚病は、悪性のものが多いので注意してください。

・寄生虫性の皮膚病
アカルス症は、口唇の周り、眼険周囲から脱毛がはじまります。

・皮膚痔癬症
寄生虫性の皮膚病で、特に耳の先端付近に寄生し、全身に発疹ができ、かゆみのひどい疾患です。

また、化膿菌が感染して、顔面が異常に腫れ、耳まで厚ぼったく浮腫があらわれることがあり、悪性の化膿菌が原因する感染症の一つで長期の治療を要します。

高橋ナツコ(ペットシッター)