じょうすな交配のし方 その1(高橋ナツコ)

まず、交配する前にしておくことを述べてみましょう。

メス犬は内臓内に寄生虫がいないかどうか、検便して調べておく必要があります。

母犬に回虫がいると、生まれてくる子犬に胎盤感染し、生まれた後も発育不良の弱々しい子犬ができたりします。

また、種オス犬は体を清潔に保ち、ポリープ(局部にできる伝染性の腫瘍)という生殖器病などのないように注意します。

この病気は反対にメス犬がもっていて、交尾のときにオス犬にうつすこともあります。

さて、交配するときは、メス犬、オス犬、それぞれの飼い主がつきそってやります。

ただ、犬によっては人がそばにいると交尾をいやがることもあるので、そのときは犬だけを棚の中に入れ、飼い主は見えない場所にかくれます。

高橋ナツコ(ペットシッター)