妊娠中の犬の管理 その3(高橋ナツコ)

妊娠中の駆虫・注射妊娠犬の駆虫は、母犬の体やお腹の子の健康をそこねる恐れがあるので、避けたほうが無難です。

腸内の寄生虫の駆虫は、交配前にやっておくべきことです。

また、予防注射なども避けたほうがよいでしょう。

流産の注意妊娠犬の散歩には特に注意をはらうことで、うっかり近所の犬に近づけて、けんかなどさせないように・10掛けてください。

妊娠犬はふつうのときよりいらいらしていますから、大げんかをしたために流産した例がたくさんあります。

また、食餌や飲み水にも気をつけましょう。

便秘がちだからといって下剤を与えたり、反対に便がやわらかいといって下剤止めを飲ませたりすることも流産の原因になることがあります。

こんなときは獣医師にまかせ、素人療法はさしひかえるべきです。

高橋ナツコ(ペットシッター)