身体障害者補助犬法の概要 その4(高橋ナツコ)

6身体障害者補助犬の衛生の確保
身体障害者補助犬を使用する身体障害者は、その身体障害者補助犬について、体を清潔に保つとともに、予防接種及び検診を受けさせることにより、公衆衛生上の危害を生じさせないよう努めなければならない。


7国民は、身体障害者補助犬を使用する身体障害者に対し、必要な協力をするよう努めなければならない。


2002年に施行されたこの法律により、公共の施設や交通機関に補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬の総称)の同伴が認められるようになりました。


さらにその翌年には法律の全面施行により、飲食店やスーパー、ホテルなど一般の施設への同伴もできるようになりましたが、法律はもとより補助犬への理解不足から、入店を拒まれてしまうケースも少なくないのが現状です。


もし、補助犬を連れている人が入店や施設の利用ができず困っていたら、「身体障害者補助犬法はご存知ですか?」と店員や管理者の方に説明してあげてください。

高橋ナツコ(ペットシッター)