初めての検査では、獣医師は子犬一匹一匹の歩く様子などを見てからテーブル上での本格的な検査をします。
この検査は静かな明るい部屋の台の上で行なわれます。
検査は頭から始め後躯へと進めます。
頭蓋骨やそのほかの骨格に問題がないかを確認します。
口の中では歯並びやかみ合わせをみて、ロ蓋裂がないかを見ます。
耳鏡をつかって耳の中にダニがいないか、伝染病がないかを見ます。
光を使ってあらゆる目の問題がないかどうかを見ます。
頭部が終わると心臓や肺を調べます。
視診や触診によってヘルニア、特に脱腸や鼠膜ヘルニアを探します。
このような病気は繁殖の組み合わせが非常に悪い場合以外にはめったに大型犬には現われません。
後躯へ移って尻尾の下部を見ます。
雄犬に睾丸が二つあるかどうかをチエツクします。
皮膚やコートもよく見ます。
高橋ナツコ(ペットシッター)
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