愛犬家の常識「取得時効」 その1(高橋ナツコ)

永年都会住まいをしていたため、ほったらかしになっていた田舎の土地を久々にたずねたら、見覚えのない家が建っていた。

どういうことかと、そこの家人に詰問したが、「これは合法的に手に入れた土地だ」と言って引き下がらない。

こんなことがあるのだろうか。実は、ありえることなのだ。

これは取得時効というもので、所有の意志を持って、平穏かつ公然と他人の土地を20年間にわたって占有し続けると、所有権を取得できてしまうのである。

高橋ナツコ(ペットシッター)

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