皮フの病気(高橋ナツコ)

皮フ病をおこす原因はたくさんあります。

またいったん病気になり、それがこじれるとそれぞれ複雑に関係しあって、すぐにはよくならないことも多いのです。

しかも、どの皮フ病もその症状はよく似ていますから、よけいにやっかいです。

毛がぬけたり、フケが多くでたり、はげしいかゆみ、ひっかき傷や血膿がでたり、皮フの色が変わったりします。

ですから、少しでも皮フの状態がおかしいと気づいたら、早めにお医者さんに見てもらうことです。

原因としては、

(1)アカラス(毛のう虫)、カイセンダニ、ノミの寄生によるもの

(2)真菌(カビの一種)によるもの

(3)内分泌(ホルモン)の異常によるもの

(4)細菌などによるもの

(5)免疫機能の異常によるものなどがあげられます。

そこで飼い主の方は、

(1)皮フをいつも清潔にしておくこと

(2)長毛種は定期的に毛の手入れをすること

(3)正しい栄養食をつねに与えること

(4)ノミとり首輪やノミとり粉を定期的に使うこと

まずこの4つを心がけてください。

高橋ナツコ(ペットシッター)