食糞症(高橋ナツコ)

異嗜に関連して、自分の排泄物または、他の犬の排泄物まで食べてしまう例が、ままあるようです。

出産後の母犬は、自分の子犬の排泄物を全部掃除してしまいますが、子犬が離乳しはじめると、だんだんしなくなって、ついには、まったくかえりみなくなるものです。

子犬や幼犬の食糞癖の原因は、体内のある種の酵素の不足からくるともいわれていますが、一頭のものがすると、同居犬が真似をするということがみられます。

これは、いくら叱っても直りませんが、ある時期から、バッタリしなくなるということもあります。

あまり長期にわたるときは治療が必要になります。

内服薬で、この行為を治療することが可能です。

高橋ナツコ(ペットシッター)