フィラリアの急性症(高橋ナツコ)

大静脈塞栓症とか大静脈症候群と呼ばれる例があり、この場合はなんの前ぶれもなく、急に食欲が落ちて、動かなくなってしまい、呼吸が早く、苦しそうな症状をして、尿がブドウ酒色の血尿(血色素尿)となることもあります。

フィラリア症の大もとは心臓にあるわけですが、轡血性心不全の結果、肝臓や腎臓などの重要な器官も犯されるため、たいへん複雑な症状を呈します。

治療薬物療法(注射)と外科療法(手術)の二つの方法があり、その犬の症状に応じて選択されます。

高橋ナツコ(ペットシッター)