繁殖犬の選定 その1(高橋ナツコ)

「お産をさせないと病気になる」といって、繁殖を勧める方がいます。

確かに、未経験の犬は子宮等の病気を発症する危険性が、経産犬より多くなるでしょう。

しかし、チワワは非常に小さな犬ですので、お産によるダメージのほうが辛いかもしれません。

出産をするためには、健全な母体が不可欠です。

また、繁殖適性は、さまざまな角度から、慎重に判断されなければなりません。

そのような理由だけによる無理な繁殖は、結果として不幸な子犬を増やすだけです。

高橋ナツコ(ペットシッター)