繁殖犬の選定 その4(高橋ナツコ)

チワワの場合、風貌や大きさなどの特徴を無理に誇張すると、健全性が失われてしまうことになります。

健全であり、独特の風貌を持ち、なおかつ小さい事が、本来の姿なのです。

このため、実際には非常に繁殖の難しい犬種だといえます。

母体が小さいため、お産も難しく、帝王切開の比率もかなり高くなります。

スタンダードに体重は、1㎏~2.7㎏と記してありますが、1㎏の母親では常識的に、繁殖は無理でしょう。

さらに、大きな母親でも、骨格によっては難産になる場合も多く、その傾向がない個体を選ばなければなりません。

スタンダードにおける「尻はわずかにアーチして幅広く」という表現は、このあたりを考慮すると、非常に重要です。

これは、母体に限ったことではありません。

相手となる牡犬の場合も同様です。

高橋ナツコ(ペットシッター)