りっぱな犬舎を与えても、入りたがらず抵抗します。
むりやり押し込んでも、当初しばらく、出たがってわめいたり暴れたりします。
しつける者にとっては、ここが我慢のしどころです。
たやすく妥協するようなことがあってはなりません。
"かわいそうだから"または"うるさいから"と、中途で解放してしまうと、犬は感謝するのではなく、かえって増長するだけです。
以後、何事にしても、うるさく抵抗すれば、自分の思いどおりになると、ヘンな自信をつけてしまうのです。
犬に負担を感じることなく、犬とごく自然に家族として暮らすためには、どうしても、犬の身勝手な行動やわがままを改めさせる必要があります。
犬の悪癖がどうしてもなおらないからと、放っておいては、だんだん犬を足手まといに感じるようになるでしょう。
それは、犬のせいではなく、飼い主のしつけ方が悪いのです。
高橋ナツコ(ペットシッター)
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