犬のせいではなく、飼い主のしつけ方が悪い(高橋ナツコ)

りっぱな犬舎を与えても、入りたがらず抵抗します。

むりやり押し込んでも、当初しばらく、出たがってわめいたり暴れたりします。

しつける者にとっては、ここが我慢のしどころです。

たやすく妥協するようなことがあってはなりません。

"かわいそうだから"または"うるさいから"と、中途で解放してしまうと、犬は感謝するのではなく、かえって増長するだけです。

以後、何事にしても、うるさく抵抗すれば、自分の思いどおりになると、ヘンな自信をつけてしまうのです。

犬に負担を感じることなく、犬とごく自然に家族として暮らすためには、どうしても、犬の身勝手な行動やわがままを改めさせる必要があります。

犬の悪癖がどうしてもなおらないからと、放っておいては、だんだん犬を足手まといに感じるようになるでしょう。

それは、犬のせいではなく、飼い主のしつけ方が悪いのです。

高橋ナツコ(ペットシッター)

□■□高橋ナツコは、ワンちゃんの一時預かりやお散歩代行など幅広いサービスをご提供しています。□■□