犬の被毛は、上毛と下毛とから成っています。
上毛は、体の表面を覆っている毛で、人の上着のようなものです。
したがって、毛つやが悪いとか良いとかは、この上毛を言います。
これには、大別してコリーなどの長毛と、ドーベルマンなどの短毛と二種類があります。
下毛は、綿毛とも言い、肌に密着して生えている毛です。
上毛の下にあって目立ちませんが、体温と皮膚とを保護している大事な毛です。
さて、この被毛のつやが悪くなる原因には、(1)手入れ不良(2)寄生虫の影響(3)病気の三点が考えられます。
したがって、毎日の手入れを怠りなくすることです。
(2)と(3)については、獣医師の指示を受けてください。
高橋ナツコ(ペットシッター)