小型犬種の歯のトラブル その2(高橋ナツコ)

二つ目は、小型犬種に多く見られるケースとして、多くの飼い主が、かたい物をかじらせたり、
かたい食べ物を与えないためです。

歯はあごの骨とたいへん密接な関係があり、あごの骨が十分に発達しなければ、歯も正常に生えかわりにくいことがあります。

したがって、食べ物はドライタイプのドツグフードを与えることが非常にたいせつになってきます。

ドライタイプなので、かたさがあり、これをバリバリ食べることで自然にあごの骨の発達が促されます。

おまけにドライタイプは歯石がたまりにくい利点もあり、重宝な犬の食品です。

ところで、犬の乳歯が生えかわる生後4~6カ月の問、飼い主が意識すべきことは、犬との遊びの中で、乳歯が自然に抜けるようにおもちゃを与えてやることです。

たとえば、ボールなどをくわえて遊ばせているときに、脇からボールなどを引っぱったりします。

高橋ナツコ(ペットシッター)