小型犬種の歯のトラブル その3

ボールのかわりにタオルなどを利用するのもよいでしょう。

ただし、小型犬種の場合はあまり強く引くと神経症状を起こす犬もいるため、あごの骨の発育を促す運動ば獣医師に相談するのが無難です。

一般的に歯を正常に、丈夫にするには飼い主が与える食事の内容が基本で、犬に適した栄養のバランスがとれたものを常時与えることです。

これによって消化器系が安定して、健康な歯を保つことができます。

なお、ドッグフードの中には水分を含んだウエットタイプのもの(缶詰めなど)がありますが、歯の健康を考えると、ドライタイプにこのウエットタイプのフードをまぜて与えてはなりません。

不思議なことに、そうするとたいへん早く歯石がつきやすくなるからです。

高橋ナツコ(ペットシッター)