ひどくなると、はげしい心不全、呼吸困難、ときには急激な血流障害を起こし、虚脱状態になったり血尿を出したりして、苦しんで死に至ることもあります。
症状は、犬の生体防御機構によって全く表面には症状があらわれないものから、中にはたった1匹のフィラリア感染で、それが心臓の弁膜にからまって1年もたたずに死亡した運の悪い犬、1年に溜匹ものフィラリア感染して1年で死亡した犬など、さまざまです。
初期症状は、咳が出たり、動作が鈍くなったり、あまり動きたくなさそうにし、病気が進行するにつれ、体毛のつやがなくなったり、運動や興奮で息苦しくなったり、腹水がたまったり、貧血、喀血、血尿などを起こし、ほうっておくと心不全やせき込み、呼吸困難で死ぬこともあります。
治療法には、内科的治療(駆虫剤投与)と外科的治療の二つがあり、どの方法をとるかは、犬の全身状態や血液検査、レントゲン検査、ときには心電図検査や超音波検査もして決めるべきです。
高橋ナツコ(ペットシッター)
